梅雨の時期は台風シーズンと同様に、1年で最も水害を警戒すべきシーズンだと言えます。
5月には沖縄地方、奄美地方が梅雨入りしたと気象庁の発表がありました。
これから順次日本中が梅雨入りしていく中で、いざという時に私たちがとるべき行動と水害対策について考えなければなりません。
まずは命を守ること。そのために大雨による洪水などの水害に遭遇した際の避難の注意点を把握しておきましょう。
原則は、浸水する前に避難することです。浸水してからの避難はさまざまな危険があります。
役場などからの情報に注意して早めの避難を心がけてください。特に、役場から避難指示が出された場合はためらわずに避難しましょう。
役場からの情報がない場合でも、住んでいる場所の条件などによって危険となる場合がありますので、危険を感じたらすぐに避難します。
とくに子どもやお年寄り、体の不自由な人がいる場合は早めに避難しておきます。
避難するときは、紐で締められるなど、脱げにくく歩きやすいものをはいて外へ出ます。
冠水した場所を歩く時は、ふたが開いてしまったマンホールや側溝など危険がどこに潜んでいるか分かりません。
長い棒を杖代わりにして、水面下の安全を確認しながら歩きます。
特に、流れの速い場所では、はぐれないように、お互いをロープで結んでおくとよいでしょう。
この内容のなかには当たり前に感じることもありますが、改めて意識しておくことで結果が変わってきます。
次に資産を護ること。これは事前の対策がポイントとなります。
水害発生時、あるいはその事前の止水対策として、土嚢(どのう)を積み上げる光景を思い浮かべるかもしれません。
ですが、建物を浸水から護りきるという点では事前に準備する防災対策としてはあまり現実的ではありません。
効果的な対策としてはシャッターや止水板という製品があります。
さまざまな製品がありますが、それぞれ特徴があるため求めている効果に合った選択をしなければなりません。
設置の手軽さ、止水性能に重きを置くのであれば弊社の止水板ウォーターシャッターを検討してみてはいかがでしょうか。